水いぼについて///water warts

横浜市神奈川区、横浜駅・神奈川駅・東神奈川駅を最寄り駅とする野村皮膚科医院では皮膚疾患について、
患者さまに知っておいていただきたい
内容をお伝えいたします。
このページでは「水いぼ」について解説いたします。
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水いぼは子どもに多いウイルス感染症です。正式な名称は伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)と言います。 原因となるウイルスは「伝染性軟属腫ウイルス」です。脇の下,首,肘裏・膝裏のくぼみ,陰部,肛門周囲など、ジメジメと蒸れた部位に多発する傾向があります。
症  状
  水いぼは、以下のような特徴があります。
  • ・0.5mm~5mm程度の大きさ
  • ・いぼの表面はつるっとしていて光沢がある
また通常水いぼは、痛みやかゆみなどはほどんどありませんが、いぼが気になって触ったりかきむしってしまったりすると、傷ができて痛かゆくなることもあります。
原  因
 皮膚の小さな傷などから伝染性軟属腫ウイルスが入り込み、皮膚の細胞に感染することがきっかけで、いぼとなって皮膚に現れるのが水いぼです。 この水いぼをつぶしてしまうと、中に入っていた伝染性軟属腫ウイルスが手に触れ、その手でまた別の場所を触ることでさらに感染範囲が広がってしまう可能性があります。また、プールなどの水を介してうつるとも言われています。
日常生活の注意点
 アトピー肌のお子さん、乾燥肌のお子さんなどが発症しやすい疾患です。日ごろから保湿剤などを用いたスキンケアにより、皮膚のバリア機能を高めて予防することが重要です。 お気づきの際には、お近くの皮膚科をすぐに受診してください。 プールやお風呂の水、タオル,浮き輪,ビート板を介してうつることがありますので、 水いぼがある間は、これらを共用することはできるだけ避けるようにしてください。
治  療  法
水いぼはそもそも、放っておいても自然に治ってしまうことも多い感染症です。しかし、その治癒までの期間は個人差が大きいため(数か月~数年かかる場合があります)、他の人、他の場所への伝染を予防する意味合いから、専用のピンセットで水いぼを摘み取る(摘除)という処置を行うことが一般的です。摘除の際には痛みを伴うため、麻酔のテープ剤をあらかじめ貼っておくことで、痛みを軽減させます。 かきむしった手でほかの箇所、ほかの人に感染を広げることを避けるため、治療はお早めに実施することをお勧めいたします。 どうしても摘除が難しい場合は、抗ウイルス作用のある塗り薬(BFクリーム:自費となります)を使用する場合もありますので、お気軽にご相談ください。  
当院ならではの治療方針
水いぼの診断がつきましたら、再診時に麻酔のテープを貼ってきていただき、一つ一つ丁寧に除去しております。できる限り痛くないように、お子様の気分をそらせたり、「シールの張替っこ!」とお伝えしたりしながら行います。摘除が難しい場合は、塗り薬を使用する場合もあります。 
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横浜市神奈川区、反町駅徒歩4分の野村皮膚科医院では、水いぼの治療を行っております。
子どもに多く発症し、感染性のある水いぼは
摘除をすることが一般的です。
感染を広げてしまう前に、お気軽にご相談ください。

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