皮膚腫瘍について///
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横浜市神奈川区、横浜駅・神奈川駅・東神奈川駅を最寄り駅とする野村皮膚科医院では皮膚疾患について、患者さんに知っておいていただきたい内容をお伝えいたします。
このページでは「皮膚腫瘍」について解説いたします。
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皮膚腫瘍(できもの)は、盛り上がってきたり硬くしこりができたり、赤・黒・茶・青などの色が生じたり、いろいろな形があります。触診と視診(ダーモスコピーという特殊な拡大鏡も使用します)で診断をしますが、診断が難しい場合は皮膚の一部分を切除して病理組織検査を行って診断する場合もあります。 気になるできものがある方は当院へお気軽にご相談ください。
症  状
皮膚の表面にできるできもの、皮膚の内部にできるできものなど、細かく見ていくと様々な種類の腫瘍がありますが、大きく分けると、悪性のもの(皮膚がん)と良性のものに分類されます。
■良性の皮膚腫瘍
⇒一般に増殖が緩やかで、生命に悪影響を及ぼさないもの
  • ほくろ(色素性母斑)
  • 粉瘤
  • 脂漏性角化症
  • など
■悪性の皮膚腫瘍
⇒一般に増殖が速く、放置すると付近の組織に入り込み(浸潤)、いずれ血管やリンパ管に入り込んで全身へ転移する可能性のあるもの
  • 悪性黒色腫(メラノーマ)
  • 基底細胞がん
  • 有棘細胞がん
  • ボーエン病
  • など
良性の皮膚腫瘍も悪性の皮膚腫瘍も、痛みやかゆみを伴うことはあまりなく、 「今までになかったできもの・しこりができた」 「できものが少しずつ大きくなっている・広がっている」 などといった症状から受診され、 悪性の腫瘍であることが発覚した、という例もあります。
原  因
皮膚腫瘍の種類によって原因は異なります。
悪性腫瘍(がん)の場合は
  • 長期に渡って紫外線にさらされた
  • 外傷、熱傷などの刺激を受けた
  • 皮膚のできものをいじって傷をつけた
  • 加齢による
  • などがきっかけとなって遺伝子に「傷」がつき、際限なく分裂・増殖を繰り返す細胞(がん細胞)ができてしまう、といったケースがあります。
治  療  法
    皮膚腫瘍の治療は、手術で病変部を取り除くことが一般的です。 悪性腫瘍の場合、早期に発見できればできるほど簡単な手術で済む可能性が高く、また病変部を切除するだけで完全に治る可能性も高いです。 しかし、悪性腫瘍を放置してしまうと、
    • 周囲の組織にがん細胞が広がる「浸潤」
    • がん細胞が毛細血管やリンパ管へ侵入し、血流・リンパ流に乗って全身の臓器やリンパ節などへさらなる腫瘍を形成する「転移」
    を起こす形で、ステージが進行する可能性があります。 そうなると病変部を切除するだけでは完治せず、化学療法、放射線治療などを組み合わせた治療を行うことも視野に入れる必要があります。その場合は、責任をもって連携病院に紹介しています。
    腫瘍の治療は早期に行うことが原則となりますので、お心当たりの方はお早めに当院へご相談ください。
当院ならではの治療方針
当院には、手術を得意とする皮膚科専門医や形成外科医が所属しています。ていねいで的確な手術を行っております。また、悪性腫瘍で転移を疑うような場合は、横浜市立市民病院、済生会横浜市東部病院、けいゆう病院、横浜市立大学病院、慶應義塾大学病院などの連携病院へ責任をもってご紹介しております。
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横浜市神奈川区、反町駅徒歩4分の野村皮膚科医院では、皮膚腫瘍の治療を行っております。皮膚腫瘍には良性のものと悪性のものがありますが、それぞれ種類も原因も多岐に渡ります。悪性腫瘍の場合、放置すると長期的な治療が必要となる可能性もございますので、気になるできもの・しこりが認められた場合は、お早めに医師へご相談ください。

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