巻き爪について///ingrown_toenails
横浜市神奈川区、横浜駅・神奈川駅・東神奈川駅を最寄り駅とする野村皮膚科医院では皮膚疾患について、患者さんに知っておいていただきたい内容をお伝えいたします。
このページでは「巻き爪」について解説いたします。

症 状
爪が内側に巻き込み伸びることで、爪が爪の脇の皮膚に食い込みます。
- ■ひどくなると、痛みや腫れ、発赤などを引き起こして陥入爪になります。
- ■程度が強いと爪囲炎のような感染症を起こすこともあり、重症な場合は皮膚の潰瘍や壊死を起こすことがあります。
巻き爪の分類(野村分類)
- 水平型 爪甲がほぼ水平であるもの
- 弓型 爪甲と遊離縁の接線の角度が0度を超え90度未満のもの
- 馬蹄型 爪甲と遊離縁の接線の角度が90度を超えているもの
- L型 爪甲と遊離縁の接線の角度がほぼ90度のもの
- の型 爪の遊離縁が、爪床から爪甲方向に湾曲しているもの

原 因
原因としては「爪の切り方」「歩き方」「靴の形」を挙げることができます。それぞれに対して、当院では適切な治療法とともに、今後の改善案も提案させていただきます。
治 療 法
まず、爪の切り方に注意が必要です。深く切りすぎないよう、爪に切り方から指導を行っています。その他、症状に応じて様々な治療を行っています。
■テーピングでの爪補正
爪の脇に医療用テープを巻いて、爪が皮膚に食い込まないように補正します。爪の食い込みが軽度の方(弓型~軽度の馬蹄型)に行います。。
■爪の部分切除や陥入爪手術
爪の食い込み部分を切除し、痛みや腫れを早く取り除きます。爪が食い込んで痛みが強い場合(高度の馬蹄型・L型・の型)や、爪の脇に肉芽が盛り上がって出血している場合などに行います。
■巻き爪クリップ
爪の先端にクリップをはめることで、爪の食い込みや爪の形を矯正します。爪の食い込みにお悩みの方(弓型・馬蹄型・L型)、巻き爪で爪が痛い方に使用します。

■マチクリップ
爪の先端にクリップをはめることで、爪の食い込みや爪の形を矯正します。爪の食い込みの強い方(弓型・馬蹄型・L型)、巻き爪で爪が痛い方に使用します。



■巻き爪マイスター
爪の先端に爪矯正用の金属をはめることで、爪の食い込みや爪の形を矯正します。クリッ
プでは矯正が不十分だったり(馬蹄型・L型)、ご自分で爪の手入れができない方に使用し
ます。
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健康な爪のしくみ
1日に伸びる長さは0.1~0.15㎜ほどで、親指ほど早く小指にいくほど遅くなります。

- 爪甲・・角質が分化したもので、薄いピング色でつるんとしています。
- 爪半月・・乳白色で、つめの元気度をあらわしています。
爪が厚くなったり形が変形してきたり、色が濁ってきたり、爪が割れやすくなったり、
さまざまな爪トラブルがあります。爪の病気や内臓の病気の場合もありますので、
爪でお困りの際は、皮膚科でご相談ください。
さまざまな爪トラブルがあります。爪の病気や内臓の病気の場合もありますので、
爪でお困りの際は、皮膚科でご相談ください。

横浜市神奈川区、反町駅徒歩4分の野村皮膚科医院では、
上記にあげた治療を中心としながら、
「巻き爪」の治療を患者さんと二人三脚で選択してまいります。
皮膚でお悩みの患者様は一度当院を受診ください。
「巻き爪」の治療を患者さんと二人三脚で選択してまいります。
皮膚でお悩みの患者様は一度当院を受診ください。