あせもについて///heat_rash

横浜市神奈川区、横浜駅・神奈川駅・東神奈川駅を最寄り駅とする野村皮膚科医院では皮膚疾患について、
患者さまに知っておいていただきたい
内容をお伝えいたします。
このページでは「あせも」について解説いたします。
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症  状
あせもは、汗をたくさんかいた時に、うまく汗が排出されずに皮膚の中に溜まって、ぶつぶつとした発疹が生じる疾患です。汗疹(かんしん)とも呼ばれます。あせもには、大きく分けて水晶様汗疹・紅色汗疹・深在性汗疹の3種類があります。
■水晶様汗疹
皮膚の層の中でも、最も外側の角層と呼ばれる部分で汗が詰まってしまった時に発症するのが水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)です。透明な水ぶくれが現れ、赤みやかゆみ、炎症はほとんどなく、発症から数日で自然に消えていくことが多いです。乳幼児に多いあせもです。
■紅色汗疹
 一般的なあせもと言えば、この紅色汗疹(こうしょくかんしん)のことを指すことが多いです。こちらは角層よりも少し深い部分(表皮部分)で汗がつまった時に発症します。赤みのあるぶつぶつが皮膚に現れ、かゆみを伴います。悪化すると、膿がたまったり腫れたりすることがあります。乳幼児や汗かきの人に発症しやすいです。
■深在性汗疹
主に熱帯地方など、繰り返し高温にさらされる環境で見られるのが深在性汗疹(しんざいせいかんしん)です。こちらは、皮膚のより深い部分(表皮と真皮の間)で汗がつまり発症します。深在性汗疹が体の広い範囲に発症すると、体の外へ汗が排出できなくなり、体温調節機能がマヒしていまい、熱中症により命の危険にさらされる場合があります。
原  因
 汗の出る管(汗管)が、汗に含まれる成分や皮膚の角質などによって詰まってしまい、炎症を起こすことがあせもの原因です。
日常生活の注意点
《汗をかいたら清潔にする》

大量に汗をかくことが予想される場合

  • ・こまめに汗を拭く
  • ・こまめに着替える
  • ・早めにシャワーを浴びる
〈子どものあせも〉
 かゆみがある場合、お子さんは我慢できずにかいてしまうことで症状が悪化し、とびひや慢性的な湿疹につながる可能性があります。汗をかいたら、こまめに濡れタオルでふいたり、水遊びなどで楽しみながら汗を流したりしましょう。 また、できる限り肌に刺激がなく、吸水性に優れる衣類や寝具を選んでいただくことが大切です。
治  療  法
  あせもの治療には、症状に合わせた軟膏やローションなどを使用します。それと同時に、日頃のスキンケアについてもお伝えをいたします。特にかゆみがひどい場合は、短期間ステロイド外用薬を用いて治療を行う場合もあります。 また、アトピー性皮膚炎や冷え性などで、汗をかきにくくなっている例もあります。その場合は、当院に設置しているドクターサウナで、発汗を促す治療も行っております。
気になる症状がおありの際には、お気軽に当院へご相談ください。
当院ならではの治療方針
  あせもの症状に応じて、きめ細かくスキンケア指導を行っております。また、肌側がコットンでフワフワの肌着をご紹介しています。展示コーナーもありますので、お気軽にご相談ください。
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横浜市神奈川区、反町駅徒歩4分の野村皮膚科医院では、あせもの治療を丁寧に行っております。汗っかきの子どもに多く発症するあせもは、ひどくならないうちに治療することが重要です。皮膚でお悩みの患者様は、お気軽にご相談ください。

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